ひとくちに「英語が話せる先生」といっても、母国語が英語でないこともあります。英語が話せるけれど、実はロシア出身とか、東欧出身ということもよくあることです。
日本人は、外国人を見ると英語が話せると思い込んでしまいがちですが、話せたとしても、英語が母国語でない人の場合は、どうしても独特のクセが出てしまう場合があります。
もちろん、それで英語が話せないということにはなりませんが、幼児に英語を聞かせる場合、やはり、英語を母国語としている人の英語を聞かせておかないと、幼児はそのまま、そのクセを覚えこんでしまうことになります。
それでは、後々、苦労の種を増やすようなもの。耳ができていく大事な時期を過ごすプリスクール。日本語で対応してくれるサブスタッフならともかく、メインの先生は、肌の色に関係なく、英語を母国語としているネイティブスピーカーの先生だけが勤めているスクールを選んだ方がいいと思います。
ただ、日本語の分かるスタッフがいることは、英語が苦手な親にとってはありがたいものです。それは、日本語で育った子供にとっても同じで、日本語の両親のもとで育った子供の場合、やはり最初は、英語よりも日本語が口から出てきてしまうのは当たり前。ですから、理解を示しながらも、適切に指導してくれるスタッフは心強いものです。
子供の個性にもよりますが、いくら家で英語を教えていたとしても、すぐに口から出てくるとは限りません。英語嫌いにさせないためにも、日本語ができるサブスタッフがいることは、は親にとっても子供にとっても大きなメリットとなります。
そして、最後にひとつ。きちんとした英語が話せる先生だとしても、ほんとうにその人に子供を預けたいと思うかどうかを、考えてみてほしいと思います。
プリスクールに入学させる場合は、英語環境の中に子供をおくことが主眼になるのは分かります。しかし、子供を長時間預けることになるのですから、その先生の人格や、教育や保育への姿勢へもきちんと目を向けなければなりません。
英語にばかり目がいって、そういったことへの目配りを怠ったばかりに、子供や親が不安や不満を抱いてしまうことは、残念ながら実際にあるようです。学校に行ってみた時は、必ず、子供たちが先生と接している姿を見せてもらうようにしましょう。そして、納得できるスクールにお子さんを通わせてくださいね。